『源氏物語』―宇治十帖― 薫のはなし

2020年05月12日

源氏物語シリーズ-宇治十帖―

宇治を舞台とした「橋姫」から「夢浮橋」までの最後の十帖。
光源氏の子、薫(かおる)と孫の匂宮(におうのみや)の二人の男性と
、大君(おおいきみ)、中君(なかのきみ)、浮舟(うきふね)の
三人の姫君が織りなす悲恋の物語。
其の三は、光源氏の息子「薫」がテーマです。

「橋姫」が描かれた絵巻には三人の人物が描かれています。
紅葉の襲を纏い、横たわりながら筝を奏でる大君。
莟菊の襲を纏い、琵琶を奏でながら月を仰ぐ中君。
そして、透垣から二人を覗く薫。

この絵巻は修正が多く、薫の衣装は狩衣姿(中流貴族の普段着)から
直衣(上流貴族の服装)へ書き換えられているそうです。

平安時代は季節に合った色をコーディネートしている男性が人気で、
季節のうつろいに合わせて色を選ぶという趣が人気の秘訣だったようです。

薫が着ているのは浅葱色のような青と濃い緑の組み合わせです。
残念ながら、薫の着物に関する表現は出てこないのですが、
青と緑の組み合わせで「桔梗」の色の組み合わせがあります。
青の解釈は様々ですが、秋の装いとしてとても素敵です。

この時はまだ大君と中君を知らない薫。
まさに恋物語のはじまりの瞬間を描いた絵巻の雰囲気と共に
源氏物語シリーズ其の三をお楽しみくださいませ。

『源氏物語』―宇治十条― 薫 5月発売予定
詳細はキングダムノートホームページ、ツイッターにておしらせ致します。
いましばらくお待ちくださいませ!

「『源氏物語』シリーズ―宇治十帖―」はこちら>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

『源氏物語』―宇治十帖― 中君のはなし

2020年05月11日

中君が描かれているのは「橋姫」にて、
姉の大君と共に楽器を奏でている場面です。
「大君のはなし」はこちらから

この時、中君が着ていたのが莟菊の襲(つぼみぎくのかさね)。
9月9日の重陽を彩る菊の花のような色の袷です。
秋のはじまりを感じ、中君の華やかさと穏やかさが表現された配色です。

秋が深まりだした頃の真夜中。
月に霞がかかる夜のこと…
「扇ならで、これしても月は招きつべかりけり」

琵琶の撥(ばち)を片手に、
「扇でなくこの撥でも月を招くことができましたよ。」

雲に隠れた月が出てきた時、
こんなことを言って姉の大君を笑わせたようです。
月を仰ぎながら琵琶を奏でる中君の姿は
きっと可憐だったでしょう。

付属のボトルインクは中君が纏っていた襲をイメージした穏やかな緑色です。


中君のような華やかさと可憐な姿をお楽しみください。

「『源氏物語』―宇治十帖― 中君」はこちら>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

『源氏物語』―宇治十帖― 大君のはなし

2020年05月10日

源氏物語の絵巻は日本四大絵巻と称され、
大君が登場する「橋姫」の場面が描かれた絵巻は
名古屋市にある徳川美術館に所蔵されています。

オリジナル万年筆の色はこの絵巻から選ばれています。
そして、大君の着ている襲は「紅葉の襲」と呼ばれ、
紅葉の紅と、黄葉の黄を表現している最も秋らしい組み合わせです。
秋の紅い葉は中国にはなく、平安時代の紅く染まる紅葉は日本独自の表現です。

紅葉の襲を着た大君が描かれているのは、
月が出て霞がかかる真夜中。
薫が覗いた竹の垣にはわずかな緑を残して
赤、黄と色づいた蔦が巻き付き、秋が深まってくる季節。
深まる秋の夜中、月の下で体を横たえながら筝を奏でる大君の姿はとても優雅で気品が漂います。

付属のボトルインクは霞がかかる秋の月夜のような
紫がかった灰色で、大君の凛とした美しさを表現しました。

大君の気品と華やかな紅葉の襲をお楽しみください。

「『源氏物語』―宇治十帖― 大君」はこちら>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

「クリップの機能性」について

2020年05月09日

ひとつのペンは
吸入方式、ペン先の構造、素材、、、
どれをとってもそのブランド独自のアイデアが
ぎっしり詰まって出来ています。

今回はその中から
「クリップの機能性」についてご紹介します。

まずは『デルタ』

「ローリングウィール(車輪)クリップ」機構
と呼ばれるものが採用されています。
デルタが独自に開発した機構で、
スーツの胸ポケットにクリップを挟んでも生地を傷めないように
先端に球状のパーツが付いており回転するようになっています。
細部にまで、デルタの心遣いが感じられます。

『ラミー ステュディオ』

角度によって見え方を変える、
かわいらしいプロペラ型のクリップが特徴的です。
他にはない独特な形は、
ラミーのデザイン性の高さが覗えます。
機能面でも、クリップを挟む際
先端がつまみやすいように細くなっています。

『ヴィスコンティ』

特徴的なアーチ型のペンクリップは、
イタリア・フィレンツェの名所「ポンテ・ヴェッキオ橋」
をモチーフにデザインされ、人と人をつなぐ“出会い”を象徴しています。
機能面でも、クリップ根本内部にバネが内蔵されており、
少し厚めの物を挟んでもクリップが変形しない造りになっています。

このようにクリップひとつをとっても
ブランドごとの、物づくりに対する想いが伝わってきます。

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

中屋万年筆 石目乾漆 緑石目

2020年05月08日

 

中屋万年筆 石目乾漆 緑石目

漆の粉を蒔いて表面に沢山の塊を造り
それらが固まった後に
数回にわたって漆を染み込ませ堅くし
炭で表面を削ぎ取り仕上げた逸品。
最後に拭き漆を施し
その名前の通り石の目のような
魅惑的な質感の軸模様が完成します。

この特別な技法でしか味わえない
少しゴツゴツとした
癖になる手触りの一本。

日本の伝統工芸と
中屋万年筆ならではの技術が融合した
他に類を見ないモデルです。

 

「中屋万年筆 万年筆 シガーモデル ポータブルサイズ 石目乾漆 緑石目」はこちら>>

 

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

ショーンデザイン万年筆ポケットシックスの選び方

2020年05月07日

SCHONDSGN(ショーンデザイン)

ブランドサイトはこちら(ショーン・デザインに飛びます)

「長く使えること」「100%メイド・イン・アメリカ」
イアン・ショーンの理念は、大量生産・大量消費されるものではなく、高品質で世代を超えて受け継がれる製品をつくること。

イアン・ショーンのプロダクトのひとつが「ポケットシックス」
金属無垢材を削り出し技法で作られているので握ると素材の質感、重さが手の中にしっかりと伝わってきます。

ポケットシックスの万年筆は本体と首軸を選ぶことができます。

まずは本体選び。
定番の二つの素材をご紹介。

①ブラス(真鍮)
9センチの小さなボディで重さは39g。
(パイロットのシルバーンは約35g)
削り出しだから味わえる素材の重さと経年変化が楽しめます。

②アルミニウム
6000系アルミニウムが使われ、耐久性、耐食性、軽さが魅力の素材です。
ロードバイクや自動車にも使われている素材で、いつでもどこでも持ち歩ける軽さです。

次は首軸。


お好みで3種類からお選び頂けます。
シルバー(アルミ)
ブラス(真鍮)
ブラック(アルミ)

そして、字幅をお選びください。
EF、F、Mからお選び頂けます。

最後にスタッフが半年ほど使用したポケットペンのボールペン。
仕事中はジャケットのポケットに、休日はカバンにひそめています。
ペンケースを持ち歩かない日でもこの1本は必ず持ち歩いていて、さっと出すととても珍しがってもらえて自慢の1本です。
いい感じに傷がなじんできています。

「ショーンデザイン万年筆ポケットシックス」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

シュライプクルトゥ

2020年05月06日

先日テレビで放送された、

世界はほしいモノにあふれてる「想いを伝える文房具 ドイツ・オーストリア」編。

タイトルだけで心くすぐられる中、飛び込んで来た言葉。

「シュライプクルトゥ(シュライブクルトゥ)。」

 

 

「書くことで、生きることを学んだ。」

現地の方のある一言。

なんと、刺さる言葉でしょうか。

 

 

 

ドイツでは、”書く”という行為が人々に染み付いています。

子どもの手に合わせ、学年毎に形状の異なる万年筆、

学業での万年筆の使用をはじめ、

手紙やカードの交換といった習慣、日記。

手で書くということが身近にある素敵な世界。

 

 

 

 

「Schreibkultur(シュライプクルトゥ)」

とは、書く文化、を指すドイツ特有の言葉。

 

 

「お金を無くせないように、ドイツから手書きの文化を無くすことは出来ない。」

 

そんなドイツから魅力的な筆記具が多く誕生することは、

必然であるといっても過言ではありません。

国民に根付くこの意識を、日本にも広めたい――。

 

 

 

日本をはじめ、世界でデジタル化が進む現在、

日常的に文字を書くという行為そのものが減っています。

手で書く、ということが特別なことにさえなりつつある悲しい現実。

 

「ヨガや教会に行くように、書くことは自分自身と深く向き合うこと」

 

幼少期から万年筆と身近に暮らし、

筆記具、そして書くという文化と共に成長するドイツ人。

子どもの頃から万年筆に触れる、その貴重な体験を、

我々日本人も見習って損はないかもしれません。

キングダムノートにも、万年筆の入り口として使っていただきたい一本、ございます。

 

子どもにも大人にも!入門万年筆、あります>>

 

 

 

 

恐々としたこの社会。

「おうち時間」、が

色々と自分を見直す機会や心改める時間となりつつあります。

 

 

 

アナログならではの素晴らしさを、これからの世代、

未来に繋ぐために、

筆記具を通して何か伝えられることは無いか、

小さなお店ではありますが考え続けていきたいと思います。

 

 

 

 

と、大層なことを言ってみたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ行きたい。

 

 

 

 

 

 

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

セーラー ボトルインク キングダムノート別注 日本の生物シリーズ 「甲殻類」 ニホンザリガニ

2020年05月05日

2020年5月8日 00:20〜
テレビ朝日「タモリ倶楽部」にて
キングダムノート別注ボトルインク
日本の生物シリーズ 甲殻類
ニホンザリガニが紹介されます。

キングダムノートオリジナルインクの中でも
人気が高い「ニホンザリガニ」

明る過ぎず
かと言ってくすみ過ぎでもなく
爽やか過ぎでもなく…
どこかホッとする様な優しい青。
絶妙な色味にリピーターも多い1色です。
*
*
『ザリガニなのに青?』
*
*
キングダムノートのスタッフなら
この問いにたぶん一度は答えたことがあります。

ニホンザリガニは近年生息数が激減しており
2000年に絶滅危惧種に指定されました。

その中でも
1000匹に1匹の確率とされる
青色の透き通るような
美しいブルーの個体が存在し
別名ルリイロニホンザリガニと
呼ばれることもあります。

その希少な個体をイメージした色です。

わたしの幼少期は小川や沼地に
ザリガニがいっぱいいましたが
赤いザリガニか
茶褐色のザリガニしか見た事がありません。

このインクに触れると
是非一生のうちに一度は見てみたくなります。

「SAILOR セーラー ボトルインク キングダムノート別注 日本の生物シリーズ 「甲殻類」 ニホンザリガニ」はこちら>>

 

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

S.T.Dupont ラインD フェニックス・ルネッサンス

2020年05月04日

S.T.デュポン創設者の息子であり二代目経営者の、
ルシアン・デュポンのモットーとしていた言葉。
「より美しく。より高価に。より革新的に。」
創業から140年以上経った今もS.T.デュポンのアイテムは
美しく、煌びやかで、常にデザインで私たちを驚かせてくれます。
今回ご紹介するのはこちら


S.T.Dupont 万年筆 プレミアムコレクション2016
ラインD フェニックス・ルネッサンス

古代エジプト神話の頃から登場するフェニックス。
日本では不死鳥、火の鳥という呼び名もあります。
人類の憧れと謎だった永遠のいのちを持つ伝説のいきもの。
正確には永遠ではなく、寿命が来ると炎に包まれ、その灰の中から再び復活するとされています。
復活、不死の象徴として家紋などにも多く使われています。
S.T.デュポンに相応しい力強く美しいデザイン。


クリップ部にはフェニックスの頭部と翼がデザインされ、
キャップ部には炎が描かれています。
その炎を起点として繊細なラメで描かれたグラデーションが幻想的な逸品です。

「S.T.Dupont 万年筆 プレミアムコレクション2016ラインD フェニックス・ルネッサンス」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

セーラー 万年筆 長刀研ぎエボナイト 海波

2020年05月03日

長刀研ぎリニューアル、生産再開から1年を記念した限定万年筆。(2019年11月発売)

軸はエボナイトのマーブル軸で、力強い波をイメージしている。
「航海」「船旅」といったイメージより、
日本の海そのものを万年筆にしたようなデザイン。

ペン先は21金 バイカラーの長刀研ぎです。

本体材質 エボナイト
ペン先素材 21金
機構 カートリッジ、コンバーター両用式
付属品 ボトルインク(ブラック)、コンバーター、クリーニングクロス
キャップ部シリアル入り

こちらの商品は店舗のみ取り扱い商品です。
配送にてご購入希望の方はこちらまでお問合せくださいませ。

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

 

皆様に最初にお迎えに来て頂いたのは去年の8月のこと…
ウミウシインクたちは次々と新しいお家へ旅立っていきました。
皆様、ウミウシたちは元気でしょうか。

仕事中に聞きなれないワードがある日飛び交いました。

「どのウミウシが可愛いか投票お願いします!」

ウミウシ。

その日から投票締め切り日まで毎日ウミウシを見ました。
シンデレラ、アオ…ナントカ(今では完璧に覚えてます)、ウサギ、ミゾレ、
ウミウシ、ウミウシ、ウミウシ…ウミウシ。
ウミウシ図鑑のいろんなページを往復し、それぞれの可愛いウミウシを選出。

こうして、キングダムノート全スタッフの脳内にウミウシが溢れた頃、
ついにとっておきの5匹たちが選ばれました。

こうして選ばれた5匹。
特徴的な色を再現すべくセーラーさんと打ち合わせをしながら
インクが無事完成致しました。

パッケージのイラストもキングダムノートオリジナルインクの魅力のひとつ。
こちらもキングダムノートのスタッフが描きました。
(甲殻類など他シリーズもファンがいて頂けて嬉しいです。)

「ウミウシ、万年筆になるらしいよ。」

「ウミウシ、ガラスペンになるらしいよ。」

「ウミウシのサンプルが…」

「ウミウシが納品された!」

こうして数か月大切に育てられたウミウシたち。
私たちの記憶にもしっかり刻み込まれたウミウシ。
2020年もオリジナル商品をご用意しておりますので、お楽しみに!

「ウミウシシリーズ」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

 

日本未発売 WATERMAN カレン アンバーシマー

2020年05月01日

carene「船体」

ウォーターマンの代表モデルのひとつ、カレン。
フランス語のcareneは日本語で船体を意味します。
その名前の通り、船を漕ぎ進むような美しい流線形の軸と
なめらかな書き心地が特徴で、1997年に発売されて以来人気のモデルです。

数々のデザインが発売されたカレンですが、日本未発売のカラーもとても魅力的です。
日本では珍しいアンバーシマーのボールペンが入荷致しました。

深みと艶が美しいブラスラッカー仕上げのアンバーカラーですが、光にかざすと
黒い縦縞が浮かんできます。

ウォーターマンのボールペンは純正芯のみ使用可能です。
海外メーカーの中でもFが比較的しっかりと細く、書き味もなめらかなのにゲルインクほど消費も激しくないスタッフも愛用しているビジネスシーンにおすすめのボールペンです。

「WATERMAN カレン アンバーシマー」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

 

ペリカン 「M101N」苦しい時代にうまれた万年筆

2020年04月30日

1929年の世界恐慌から幕を開けた1930年代。
アメリカ経済が大打撃を受け、様々な文化が委縮しました。

しかし、デザイン、モノづくりは止まりませんでした。
フォルクスワーゲンがビートルを発表。
筆記具業界も最新の技術を追い求めている時代でした。

パーカーは速乾性インク「クインク」を発売、
トレードマークの矢羽クリップを初めて採用。
モンブランはマイスターシュテュックに生涯保証をつけ、
レザーグッズメーカーを買収し、ペンポーチなどの高品質レザーの販売を開始しました。

そして、この時代に万年筆メーカーとして大躍進したのがペリカン。
今でも根強い人気の100シリーズが発売されました。

1929年に吸入式万年筆が発売され、1930年代に量産体制が整うと
数々の美しい軸を生み出します。
丸みを帯びた天冠に刻印によって施されたペリカンマークが特徴です。
色、形共に資料が残っていないモデルもあり、
コレクターでも揃えるのは難しいといわれるヴィンテージペリカン。

今回は90年以上愛され続けるモデルの復刻品をご紹介致します。

M101NトータスシェルレッドとM101Nブライトレッド
スーベレーンの原型となった100シリーズの復刻品です。

上質な樹脂を磨き上げることで鮮やかで深みのある赤色を表現しています。
手の中に納まる大きさながら、そのデザインは色褪せることなく存在感が漂います。

ペリカンの歴史的逸品。

「ペリカン M101N」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

 

Glass Studio TooSの吹きガラスペン

2020年04月29日

Glass Studio TooS(グラススタジオトゥース)
岡山県の湯郷温泉街にある吹きガラス工房。
そこにいるのが吹きガラス職人の岡本常秀氏。

とても優しく穏やかな方で、突然インクブレンド体験会の予約のお電話を頂きスタッフを驚かせたこともありました。

岡本氏の生み出すガラス作品はガラスの中に吸い込まれてしまうような引力があります。

作品ギャラリー(Glass Studio TooSのサイトへ移動します)

そして、岡本氏が制作しているガラスペンがこちら

吹きガラスの技法はワイングラスや香水瓶などで使われており、
Glass Studio TooSのガラスペンはベネチアンワイングラスのステムをヒントにデザインされています。


透き通るガラスと手作りならではの気泡、思わず触れてしまいたくなる艶。
デザインはもちろん、バランスの取れた重心、なめらかな書き心地で大切な1本として手元に置いておきたい逸品です。

店頭で試筆頂くお客様も初めはドキドキしながらお試しになる方が多いのですが、
皆様その書き味とデザインの魅力に取りつかれてお帰りになられます。

魅力に取りつかれてみませんか。

「Glass Studio TooS 吹きガラスペン」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

CARAN d’ACHE 万年筆 リミテッドエディション ハーモニー

2020年04月28日

中国では古来より政治から日常生活まで風水が多く活用されてきました。
風水はもともと五行説(万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという説)に基づき、その土地の風や水、日の当たりの流れを参考に考えられた文化です。
占い的要素というより、健やかに明るく生活できる空間を作るために考えられました。
健やかな繁栄のために…そんな願いが込められた風水と万年筆を調和させたのがこちら

軸の形は竹をモチーフとし、今までのカランダッシュのどのモデルにも該当しないデザイン。
チャイニーズラッカーをベースに竹の葉が彫られ18Kメッキが施されています。
竹は風水では「幸福」「長寿」の象徴。まさに開運の植物。

世界限定888本のうちの貴重な1点。
「8」は風水では陰陽の中心、宇宙を表す神聖な数字です。


五行が英語で書かれた羅針盤をモチーフにした方位磁針が付属しております。

万年筆の幸福が舞い込む貴重な逸品。

「CARAN d’ACHE 万年筆 リミテッドエディション ハーモニー」はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

ホワイト軸はいかがですか?

2020年04月27日

筆記具の世界に足を踏み入れ
まだペンのブランドもまともに知らなかった頃。
そんな折、ふと目に留まったペンがありました。

『綺麗なターコイズ色のボールペン』

 

 

オフホワイトの樹脂が用いられ、
ターコイズブルーのストライプ軸との組み合わせがとても爽やかです。
ターコイズブルーの部分には細かいラメが入っており、
光に当たるとキラキラして見えます。
持っているだけでワクワクさせてくれそうな色合いに心惹かれました。

ペリカンにはこの2018年限定品『ターコイズホワイト』以外にも、
ホワイトを用いた人気のモデルがございますので
発売年順に紹介をさせていただきます。

 

2004年販売開始『ホワイトトータス』

 

2015年限定品『ピンク』

 

2017年限定品『ホワイトストライプ』

 

2019年限定品『バイオレットホワイト』

シックな色合いが多く
どちらかと言うと男性層の支持が高いペリカンだけに、
ホワイトというだけでなんだかレアな感じがしませんか?

キングダムノートでは
希少価値の高い『ピンク』や、
その他の限定品も中古で手に入れて頂く機会がございます。

ペリカン ホワイト軸はこちらから>>

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

喫茶エルバン「エルバン ボトルインク」

2020年04月26日

様々なモチーフの色の名前が楽しいエルバンのインク。

前回ご紹介したエルバンボトルインク

「宝石集め」の記事はこちら

今回は飲み物の名前が付いたインクたちをご紹介致します。

①ティーブラウン
②アイランドカフェ
③ココアブラウン
④ミントグリーン

ココアブラウンが名前のイメージよりも黒に近い印象で、ティーブラウンはセピアに近く黄色味のある茶色。

ミントグリーンのラベルに描かれている「Diaboro Menthe」はミントソーダのことだそうです。
フランスではポピュラーな飲み物みたいです。
(ずっとメロンソーダだと思っていました。)

 

皆様も一杯いかがでしょうか。

 

エルバンボトルインク」商品一覧はこちら》

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

中屋万年筆 朱地白薔薇

2020年04月25日

日本の古典柄は花鳥風月、四季を見事に表した意匠がたくさんあります。
日本人はもちろん、海外の方も日本の伝統柄に魅了される人は多いのではないでしょうか。
中屋万年筆からは日本の伝統技術を贅沢に使った万年筆が多数発売されております。

万年筆では古典柄の伝統的な意匠が多いですが、今回ご紹介するのは
粋なモダン柄を施したこちらの万年筆です。

中屋万年筆 万年筆 シガーモデル ポータブルサイズ 朱地白薔薇

蔦柄がバランスよく配置され、白漆で施された薔薇の花はぷっくりとした艶が美しい逸品です。
白漆は大正時代にできた比較的新しい技法です。
朱と白のコントラストが美しく、西洋と東洋の雰囲気を表現したハイカラなデザイン。

中屋万年筆 万年筆 シガーモデル ポータブルサイズ 朱地白薔薇」商品一覧はこちら》

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

ペリカン「M1000 蒔絵 和傘」

2020年04月24日

古来から貴族達が取り入れ、早くから一般庶民の生活にも浸透していた「傘」。
歌舞伎で傘が使われるようになると粋なシンボルとして着物の柄にも取り入れられるようになりました。
そんな粋な傘文様とあやめが研ぎ出し蒔絵で施された逸品をご紹介致します。

繊細な傘の骨組みも見事に表現され、立体的なデザインです。
さらに、螺鈿で雨が描かれており日本の静かで美しい雨の日が表現されています。
尻軸にはポツリと水たまりの波紋が描かれており、くるくると眺めていたい魅力が溢れております。
M1000に贅沢に作りこまれた蒔絵の世界をご堪能ください。

2019年世界限定123本(国内販売予定数25本)

「ペリカン 万年筆 リミテッドエディション M1000 蒔絵 和傘」商品一覧はこちら》

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

GRAF VON FABER-CASTELL ギロシェシリーズ

2020年04月23日

毎日持ち歩くのが楽しくなる万年筆。
鞄から出す時に明るくなれるペンケース。
そんなお気に入りを見つけられるシリーズ

GRAF VON FABER-CASTELL ギロシェ

万年筆、ボールペン、メカニカルペンシル、ローラーボールがございます。
同色のペンケースもラインナップされており、お気に入りの鞄や手帳とコーディネートすることも可能です。
華やかでトレンド感のある本シリーズはギフトでもとても喜ばれます。

今回は爽やかなこちらの2色をご紹介。

少し青みのかかったエレクトリックピンクとシルバーの組み合わせは華やかでありながら落ち着いた印象です。
一方のターコイズはふんわりとした優しい色味でベージュやグレーなどの優しい色味と相性が良く、さりげないアクセントとしてお選び頂けます。

グラフフォンファーバーカステルはお渡しする時の箱に木製の枠が使われ、開けるときの高級感も演出してくれます。
ギフトに、自分のご褒美に。特別なプレゼントとしておすすめです。

「GRAF VON FABER-CASTELL ギロシェシリーズ」商品一覧はこちら》

☆日々を写真でお伝え!KINGDOM NOTE公式Instagramはこちら☆

☆毎日更新中!KINGDOM NOTE公式Twitterはこちら☆

☆新着商品毎日追加!KINGDOM NOTE HPはこちら☆

PAGE TOP

KINGDOM NOTE

万年筆・筆記具専門店キングダムノート
モンブラン、ペリカンなどの高級万年筆、限定万年筆、ボールペンなどを取り揃える新品・中古筆記具の通販・買取サイト

All contents are reserved by Syuppin Co.,Ltd. シュッピン株式会社
東京都公安委員会許可 第304360508043号