本年2月10日は旧暦の正月「旧正月」です。
アジア諸国ではこの日を新しい年の始まり正月として迎えます。
特に中国では国の祝祭日『春節』と言われ、町中を縁起の良い春節飾りで彩り、龍舞や爆竹、花火で盛大にお祝いをします。
2024年の今年は「辰年」のため、龍を象った飾りが町中を鮮やかに飾ることでしょう。
特に中国は「龍」伝承の発祥地。
様々な神話や伝承を持つ身近で最も神聖な霊獣です。
古来より長寿や不死と結びつき、天上への乗り物として多くの逸話に登場することから吉祥の証として信仰され皇帝を象徴するものとして崇められています。
本年は中国の人々にとっては特別に縁起の良い旧正月になるのではないでしょうか。
今回紹介する万年筆は、記念すべき2000年の辰年に発売されました。
この万年筆に描かれている図案も中国の「龍」にまつわる神話を蒔絵で描いた縁起の良い図案です。
キャップの図柄は「乗龍快婿図」
春秋時代の奏を舞台にした逸話を題材にしています。
笙(しょう:)が得意な公女が、
簫(しょう:縦笛の一種)の名手を婿として迎え、
仲睦まじく演奏をしていると龍や鳳凰が訪れるようになり、
いつしか、それぞれ龍と鳳凰にのり天高く飛んでいくという愛の物語です。
その、簫の名手が龍に乗っている図案で良い婿を迎えたことを「龍に乗る」と喩えるそうです。
胴軸の図柄は「童子迎龍図」
中国の、子供は龍に乗ってやってくるという言い伝えを題材にしています。
また、先述したように中国では龍はとても神聖な霊獣のため辰年生まれの子供は類い稀なる運を持つとされています。
実際に中国では辰年にベビーブームが起こっており、本年も出生率が上がる可能性が予想されていると目にしました。
この二つの図柄と「千禧双龍」という数多の幸運を運ぶ2匹の龍を表現する文字で、新たに迎える世紀である2000年を祝しPILOT NAMIKIが誇る蒔絵師の手により描かれました。
彩り豊かに描かれた縁起のより図案と大ぶりな軸やペン先がより特別感を演出し、まさにミレニアムに相応しい万年筆です。
あまりの美しさに思わず仕事を忘れてじっくりと眺めてしまうほどでした。
2024年2月10日の旧正月
中古新着にて販売を予定しております。
どうぞ、楽しみにお待ちくださいませ。
PILOT ナミキ 蒔絵 双龍の商品ページはこちら ※2024年2月10日販売開始します>>
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