「パーカー#75」最初期モデルの特徴

2009年09月12日

パーカー社の歴史を語る上では外すことの出来ないシリーズ「パーカー#75」
実はこのシリーズ、年代によって数々のモデルチェンジが行われていました。
一見どの年代のものも変わり無いようですが、今回は最初期モデルの特徴をご紹介いたします。
パーカー#75

【天ビス】
初期のものは通称「フラットトップ」と呼ばれ、写真のように天ビスが平らになっています。

【クリップ】
パーカーの象徴であるクリップ、初期のデザインでは片側8枚の羽根が刻印されており、クリップの
取り付け位置が天ビス側になっています。
(以降のモデルではキャップ側にクリップが取り付けられています。)

【キャップリング】
キャップリングの刻印にも時代によって違いがあります。
初期モデルのキャップには、「STERLING SILVER」と2行で刻印されています。

【ペン先】
ペン先にも初期形特有のモデルが存在しており、
PARKERの文字の下の左側に「14K」右側にU.S.Aの刻印がされております。
また、首軸部分には「0」の刻印も施されています。

最初期モデルの特徴

生産終了になった現在でも比較的手に入れやすいモデルです。
知る人ぞ知る#75シリーズを年代別にコレクションするのも良いのではないでしょうか。

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