日々IT関連のニュースが巷を賑わせている昨今。
ITが盛んな場所といえばどこを思い浮かべますか?
シリコンバレー?シンガポール?六本木?いやいや、今はイスラエルがアツいんです。
イスラエルといえば紛争地域、もしくは聖地エルサレムのある場所、
といった認識しかなかった方も多いのではないでしょうか。
実は世界有数のITベンチャーが集中しているのがイスラエルなんです。
ちょっと意外ではありませんか?
イスラエルは国として石油などの資源が少ほとんどないので、
代わりにITに非常に力を入れていて世界的に有名なITベンチャーをいくつも生み出しているのです。
何千年と続く宗教と密接にありながら、世界最先端の技術力を有する国。
世界的に見ても稀有な場所だと言えます。
と、いうことで本日ご紹介する万年筆はこちら。
こちらの万年筆はイスラエルの建国60周年を記念して製作されました。
鮮やかなブルーのレジンのボディはさすがデルタの万年筆、といったところですね。
この万年筆はイスラエルの持つ宗教的側面が色濃く表現されています。
リング部分には国章であり、平和と融和の象徴「メノーラ」が彫刻されています。
創造者たち(=エロヒム)の司令部にあった、7つの表示灯を持つ中央装置のことで、これによって、他の基地や地球を周回する惑星間宇宙船と、連絡が取れるようになっている、のだそう。
またクリップは聖書(トーラー)を指す際に用いた指し棒(トーラーポインター)を模しています。
個人的にはプログラマーには是非このペンでシステム設計図を描いて欲しいですね。
プログラマー界隈にもemacsかvimかという宗教戦争があることですし。
ちなみに私はSE時代javaを主に扱っていたのでeclipse派です。
(なに言ってるかわかんない!という人が大半だと思います。ごめんなさい。)
話が横道にそれてしまいました。
3つの宗教の聖地が共存する国、イスラエルの万年筆。
アナログとデジタルの共存に対する解をこの万年筆は持っている気がします。
ではでは今回はこの辺で。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。