真っ黒なボディに
巨大な剣と
それに巻き付く龍が
描かれているのが印象的な逸品
PLATINUM
炭粉高蒔絵
倶利伽羅剣 -くりからけん-
蒔絵でありながら
派手さとは真逆の
一面黒で作り上げられており
詫び寂びのような趣を感じることができます
ベースとなっているのは
プラチナが誇る大型万年筆
出雲
見た目の大きさに加え
総重量が38gと
しっかり重さがあるため
重量を生かした筆記を想像しやすいペンですが
ここは出雲の魅力の一つ
実際手に取ると
スペックよりもずっと軽く感じられます
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しなりの少ない硬めのペン先は
万年筆に慣れてない方であっても
違和感なくお使いいただけます
真っ黒な外観を損なわぬよう
施されている
ルテニウムフィニッシュ
そしてクリップは
マットルテニウムフィニッシュ
胴軸に浮かび上がる剣は
「利剣」や「三鈷剣」とも呼ばれ
仏教の法具として用いられている金剛杵の派生の一つです
インド神話における
神の武器ヴァジュラ(金剛杵)が
煩悩を滅ぼす象徴として
仏教に取り込まれたことが
元となっているとされています
通常すべての刃が
均等な長さとなっているのに対し
この剣は三鈷杵の刃のうち一つが
長く伸びているのが特徴的
不動明王が
右手に持つ剣としても知られています
倶利伽羅というこの龍は
サンスクリット語の「クリカ」が
語源ではないかとされており
古代インド叙事詩マハーバーラタにおいて
暗褐色の姿を持つ
八大龍王の一つとして登場します
その姿は直立する三鈷剣に
巻き付いた黒龍として表され
不動明王の象徴として用いられています
恐ろしい表情をした不動明王は
救いようのない悪人を力づくで救うことや
仏敵を打ち払う守護者として描かれることが多く
刀へ彫刻を施す際に不動明王の象徴である倶利伽羅が
厄除けとして選ばれることが多くありました
重要文化財の
大俱利伽羅や骨喰藤四郎など
今なお残る多くの刀剣に図面こそ異なるものの
同じ倶利伽羅龍が彫り込まれています
付属品のコンバーターには
「不動明王」と「種子字」の文字が
描かれています
手に取った時に
ちょうど手元へ倶利伽羅剣が来るよう
デザインされたこのペンは
刀と同じく持ち主にとって
厄を払い悪を諫めることができるのかも知れません
PLATINUM 炭粉高蒔絵 倶利伽羅剣 の
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