Toledo -トレド-
イスラム文化が彩る世界遺産スペインの古都トレド。
スペイン語で『Damasquinado ダマスキナード』と呼ばれる、
美しく繊細な象嵌細工の歴史が根付く街としても知られています。
この街の名前がモデル名としてとられています。
※実際にトレドの職人によって彫刻が施された訳ではありません。
▪#910 シルバートレド
別名 「グラントレドM910シルバー」とも呼ばれています。
1992年~1999年の約7年間製造されていました。
▪M910 トレド ブラック
2012年に「#910 シルバートレド」の復刻版として発売された特別限定品です。
日本国内で限定180本という少ない販売本数で即完売となりました。
海外では「M910 トレド ブラック シルバー」とも呼ばれています。
当店スタッフでも正直混乱することがある、
「M910 トレド ブラック」と「#910 シルバートレド」の違いを比較してみます。
【天冠】
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
「#910 シルバートレド」はブラック樹脂製の土台に金属ロゴプレート埋め込まれた天冠パーツです。
くの字状の抽象的な雛が2羽。
「M910 トレド ブラック」は現行のシルバートリム仕様の金属天冠パーツです。
鳥の形の雛が1羽。
【クリップ】
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
比べてみるとペリカンの表情が違います。
「#910 シルバートレド」は丸みがある優しいお顔立ち。
「M910 トレド ブラック」はキリっとしたクールなお顔立ち。
【ペン先】
共に18金ペン先です。
「#910 シルバートレド」は2色のバイカラーペン先。
18C-750 PF刻印。くの字状の抽象的な雛が2羽。
「M910 トレド ブラック」は1色のロジウムペン先。
18C-750刻印。鳥の形の雛が1羽。
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
【尻軸】
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
「#910 シルバートレド」は最下部テーブルにシルバープレートが埋め込まれています。
「M910 トレド ブラック」は現行仕様の樹脂製パーツ。
【胴軸】
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
彫られているペリカンのデザインは一緒です。
年代によってペリカンの表情が変わるという所説もありますが、
現行のトレドでも個体で微妙に異なります。
「#910 シルバートレド」はぽってりとした愛らしい姿…?
「M910 トレド ブラック」は細身でキリっとした姿…?
【刻印】
スターリングシルバーである925刻印や製造番号刻印も微妙に異なります。
925刻印
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
製造番号刻印
M910 トレド ブラック #910 シルバートレド
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900番台のトレドには
ゴールドの「M900トレド」またの名を「M900 ビックトレド」もあります。
材質も異なりますが、彫刻もシルバーとは異なるデザインです。
ペリカンは口を閉じています。
対面側の彫刻はシルバーとは全く異なる構図です。
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とても奥が深いトレドモデル…。
続きはまたの機会にご紹介できればと思います。
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