アルフレッド・ヒッチコックと聞いて、まず何を思い浮かべるでしょうか。
映画監督、心理サスペンスの先駆者、恐怖の演出、鳥。
果たしてそこで筆記具を思い浮かべる人はどれだけ存在するでしょう。
ヒッチコックの伝記映画として2012年に封切られた
映画「ヒッチコック」の同年に、モンブランから数量限定で発売されました。
(日本では2013年に映画公開されています)
▪モンブラン グレートキャラクターズ アルフレッド・ヒッチコック スペシャルエディション
生涯で53本もの映画を撮影してきたヒッチコックですが、
その全てが恐怖を題材としたものでした。
その中の一つ、映画「サイコ」には、
現役の映画監督に多大な影響を及ぼしたシーンが存在します。
シャワーを浴びる女性、
ナイフを持って迫る黒い影、
ナイフが翻り排水溝に血が流れていく…。
現代では珍しくもない構図ではありますが、当時としては画期的で、
三谷幸喜監督が大学時代にまったく同じ構図で撮影を試み、
ただ真似ただけで同じものが撮れてしまうほど、
よく考えられた構図だったと語っています。
その印象的なシーンは、
クリップへナイフの形で表されています。
映画「めまい」からは、
高所恐怖症から来る視覚表現としてのカメラワークや、
映画のポスターに用いられた表現を落とし込み、
ボディに施されたオプティカルパターン。
その仕上げの細かさはモンブランの技術が光ります。
フィルムロールから引用されたキャップリングのデザイン。
ヒッチコックが生涯を通じて制作した映画“53本”を表した尻軸の刻印。
万年筆のペン先にはヒッチコック自身が描いたプロファイルのポートレイト。
ヒッチコックの映画についてご存じであれば
そこかしこにちりばめられた作品へのリスペクトが見て取れると思います。
今ではこれらの傑作も古典作品としての評価が強く、
そのため娯楽として鑑賞するには少々退屈に感じるかもしれません。
単なるファングッズとしてだけではなく、
巨匠の名を戴き実用品としても優れたこのペンを手に、
名作への思いを綴ってみるのはいかがでしょうか。
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