素材感や高級感って、どういうところからくる感覚なんでしょう。
そんな疑問を私たちに投げかけてくれる万年筆のご紹介。
デルタ ドルチェビータ デモンストレーター
今でこそ透明軸は非常に人気もあって「綺麗な万年筆」という地位を築いていますが、
ちょっと前までは「透明軸は安っぽい」というイメージも少なからずあったと思います。
この「安っぽい⇔美しい」って感覚はなんの判断なんでしょう。
透明なバカラのグラスは息を飲むほど美しいし、
透き通ったダイヤモンドは誰もが認める美しさでしょう。
万年筆も、「安っぽい透明軸」と「美しい透明軸」が確かに存在します。
その違いとは透明度なのか、重さなのか、はたまた…
うーん、謎は深まるばかり。
答えは出ませんが唯一言えることは、
このドルチェビータのデモンストレーターは間違いなく美しい万年筆だということ。
理屈抜きで美しい軸を愛でる、これもまた万年筆の楽しみ方のひとつかもしれないですね。
ペン先は14金の太字。
想像してください。
透明軸の中をたぷん、と揺蕩うインクがペン芯を伝い
しっかりとした太字の線として紙面を彩る。
はあ…至福。
本体が透明だからこそ、どんなインクでもきっと似合いますね。
こちら国内100本の限定品。
透明軸は傷がつく前に保護するに限りますよ!
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。