1616年(元和2年)、日本で初めて磁器が造られてから400年。伝統を継承する有田焼。
日本有数のその文化、伝統を惜しみなく注ぎ込んだ魅惑の万年筆が入荷しました。
完成までに多くの時間と技を必要とする「有田焼万年筆」。
手掛けるは名窯も名窯、有田焼を代表する源右衛門窯。
100余年後、江戸文化の盛り、凡そ260年前から続く名窯です。
「古伊万里の心」を胸に、江戸・明治・大正・昭和・平成と時代を超え、
熟練陶工の手技(てわざ)による昔ながらのやきものづくりの伝統を継承する源右衛門窯。
その確かな技術とセーラー万年筆伝統の技術が融合した魅惑のコレクションです。
手にしっかりと重みを感じる磁器ならではのボディ。
一本一本微妙に表情の異なる美しい軸模様を、
思わず指でなぞり、そして眺めてしまいます。
万年筆とは、実用物、
否、
嗜好物。
手軽な量産品に比べ、多少の手間のかかる万年筆とはいえ、
サッと取り出しすぐに使える実用的な一本、
こうしてゆっくり紙面と向き合い考えペン先を歩かせたくなる重厚な一本と、
様々な顔を持ちます。
この有田焼万年筆は、多忙な日常から一息ついて、
ゆっくりと、時間に、自分に、向き合えるひとときを与えてくれそうです。
その日の気分、景色、季節、そして空間。
喪いがちな「時間」への意識を、甦らせてくれる一本。
「モモ」のように本当に大切なモノは何か、と考えてみる――。
「モモ色」の有田焼万年筆を眺めながら、心に問うてみては。
貴方の大切なモモはなんですか?
あ
貴方の大切なモノはなんですか?