なんだか素材にフィーチャーした記事を書きすぎている気もしますが…
本日もいってみましょう!
今回は軽くて丈夫なあの素材の万年筆!
カランダッシュ 万年筆 バリアス カーボン3000
ご存知、カランダッシュはスイスの総合筆記具メーカー。
その中でもバリアスは高級ラインのモデルとして存在感を放っています。
今回のバリアスは軸がカーボンファイバー製。
直訳すると炭素繊維のことです。
炭素繊維の特長は、何と言っても軽くて強いこと。
重さが鉄の約1/4、なのにその強度は鉄の約10倍!
その上に疲労しない、錆びない、化学的・熱的に安定といったように
あらゆる面で優れた素材として大注目!なんです。
飛行機の機体にも用いられ、軽量化により燃料コストを大幅に下げることに成功しているんだとか。
万年筆にこれだけの強度が必要とされるか、と言われたら
確かにオーバースペックではありますが…
私はこのバリアス、もっというとカランダッシュの万年筆に
カーボンファイバーが用いられることに別の魅力を感じるのです。
カランダッシュといえば六角形。
有名なエクリドールをはじめ、今回ご紹介しているバリアスも六角軸。
また、先日新しくなったメインブランドロゴでもそれが確認できます。
そして、今回使用されている炭素繊維はいわゆるハニカム構造(六角形が連続して並んでいる、蜂の巣のような構造)をしているのです。
ね?
一緒でしょ?
さらにさらに!
カランダッシュはそもそもロシア語で「鉛筆」の意。
事実、生い立ちは鉛筆製造業。
…鉛筆の芯の素材は?
そう、炭素(黒鉛)!!!!
私は仮にこじつけや無理くりだったとしても、
こういう一致、一貫性がとても素敵だと感じます。
珍しい素材だから、優れた素材だからというだけでない。
六角形にこだわりがあるカランダッシュだからこそ、
鉛筆を真摯に作り続けてきたカランダッシュだからこそ、
カーボンを使うことに意味がある。
そう思うのです。
いかがでしたか?
私がバリアス カーボンに感じた魅力、少しでも伝われば幸いです。
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ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。