「もう送ったわい」
「まだハガキ買ってもいないわい汗」
うーん、皆さん個性が出ますな。
遡る事江戸時代。
「てやんでぃ!(←違う) うーん、めでたいっ!めでたいなぁ~っ!」
てなわけで、当時から盛んに年賀状のやりとりがあったと聞きます。
一説によれば平安時代から!
随分と歴史のある風習なのですね。
その頃は恐らくまだまだ手さぐり。
庶民の間で簡易ハガキが出回るようになり、明治のはじめ、いよいよ本格化。
明治30年代。
年賀状のやり取りが盛り上がり、郵便屋さんが困り始めます。
「いや~年末年始にアホみたいにハガキが増えまんな・・・」
「こりゃ年末年始の配達はやめちまった方が・・・」
「名案じゃ!年末年始は、郵便中止っ中止~っ!!」
・・・・・・・・・・
なぁんてことにはなるハズも無く。。。
年賀用の特別郵便がスタートします。
そして時代は流れ郵便局が民営化となり数年。
民営化。
販売ノルマを・・・
(「宗教と 政治を語るな 喫茶店」
カウンターの文化根付く喫茶店愛に倣って。)
・・・・・
ま、なんやかんやありまして
今に至る訳であります。
2004年に44億6000万枚という発行枚数を記録し、
以後減少傾向にある近年。
インターネットや携帯電話の普及により、
10年間で20%近くも減少しているとのこと。
37億枚という数は多いようで、年賀状のやりとりが少なくなっていく現代、
寂しくもありますね。
ペッタンペッタン一昔前に流行ったプリントごっこ。
はじめ、印刷機の普及により年賀状作成も極端に楽になりました。
普及枚数増に一役も二役も買った主といえますが、
同時に手書きの温かみも少しずつ失われていった
年賀状の歴史。
だからこそ!
違いを際立たせる手書きの年賀状を。
一文添えるだけでも大きく違います。
温かい、心に響く年賀状を、ぜひ残しませんか?
自分のところにまだまだ温かい年賀状が届くと嬉しいものです。
「テデカクコト。」
の素晴らしさを。
本来、年賀状とは
年明けに、ゆっくり時間をかけながら送るという意味で
「年賀状」。
明治の流行の時代にも、年が明けてから
心のゆとり詰まったハガキが全国を飛んでいたのでしょう。
さてさて、そんなこんなで年賀状、
焦らずとも年明けに
「本来これが年賀状じゃぁ!」
と開き直って送るも良し、
「一応このご時世、早めに出しときますか」、も良し。
どちらにせよ、心のこもった1枚を、是非万年筆で。
力を抜いて、相手の方に一文添えてみては如何でしょうか。
どの万年筆で書くか、でだいぶ気持ちも変わりますよー!!
さーて。
喪中の僕は寒中見舞い作成せねば♪
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