国産万年筆の魅力

2010年10月09日

店頭でお客様のお話を伺う中で、

国産万年筆というと「渋い。デザインがいまいちピンとこない。」

というイメージを抱かれている方がとくに若い方を中心に多いように感じます。確かにデザイン的にはスタイリッシュでビビッドな色遣いをする舶来のものに比べれば、

落ち着いた印象のデザインが多いのも国産の多くのモデルの特徴ではあります。

だから飽きが来なくていいと仰る方もいらっしゃいます。

プレゼントで頂いて、

気に入って長く使い続けている方も多いようです。

特に書き味にこだわる方は、国産を支持する方が圧倒的に多いです。

アルファベットを使用するヨーロッパのものとは違い、

漢字を書くのに適していると言われていますし、

セーラー万年筆の職人技の極致のような特殊ペン先の書き味極上の極太字や、

セーラー キングイーグル

パイロットのフォルカンは万年筆でありながら筆のような

書き味を味わえるとても人気の高いペン先です。

パイロット フォルカン

デザインもエボナイトやセルロイド、希少な木材を使用した人気モデルもあり、

セーラー マーブルエボナイト

蒔絵万年筆などは海外でとても高い評価を受けています。

(使用目的ではなく鑑賞用として集めてらっしゃる方が極めて多いですが。)

プラチナのショートタイプなどは女性を中心に「カワイイ」と評判です。

プラチナ ショートタイプ 苺

中屋万年筆の漆塗りの万年筆は

和室で文机の前で着物で使ってみたいという夢を抱かせてくれる美しさを持っています。

中屋万年筆 シガーモデル

欧米では日本のデザインが長くブームを続けていると聞きます。

もしかしたら逆輸入されて大流行を引き起こす日が近いかもしれません。

デザインにどうしてもこだわりたいという方は、

外では舶来物、家では国産なんていう使い方も面白いと思います。

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