吸入式?両用式?「デルタ 万年筆 ジャーナル ブルー」

2017年11月24日

万年筆の吸入方式といえば吸入式と両用式が2トップ。

その2方式のいいとこ取りができたとしたら・・・?

本日は、そんなデルタのちょっと変わった万年筆のご紹介。
◆DELTA デルタ 万年筆 ジャーナル

DELTA デルタ 万年筆 ジャーナル ブルー

イタリアならではのマーブル樹脂が美しい一本。

ペン先はステンレスで、割と気軽に手に取っていただける万年筆です。

デルタのステンレスペン先の万年筆といえば、ビンテージが有名。

こちらはコンバーターも使えない、カートリッジ式専用の万年筆になっています。

樹脂のバリエーションの豊富さ、そしてカートリッジ式専用として割り切ったからこその小振りなサイズが人気を博しており、

ビンテージのみを何本も揃える方も多いようです。

デルタ 万年筆 ビンテージコレクション イルジオーネ

それに対して今回ご紹介する万年筆、ジャーナルはまったく異なる魅力が詰まっています。

ではその魅力にこれから迫っていきましょう!

ジャーナルの吸入機構は両用式。

カートリッジ・コンバーターがどちらも使用できます

普通と違う部分が、なんと専用コンバーターが発売されているのです。

ツイスト部まで同径のままで、金属でできています。

ステンレスペン先モデルという決して高額モデルではないジャーナル。

専用コンバーターが用意されているなんて、なんとも贅沢です。

これをどう使うかというと。。。

ジャーナルは首軸付近と尻軸の2箇所で胴軸がはずれるようになっています。

コンバーターを挿した状態で尻軸をはずすと、ピストン吸入式と同じように振る舞えるのです!

その様はデルタの最上級モデルのひとつ、ドルチェビータ ピストンフィリングと瓜二つ。

ドルチェビータ ピストンフィリング

両用式のメンテナンス性、手軽さを持ちながら

吸入式の佇まいと吸入の楽しさも兼ね備える。

カートリッジも使える、コンバーターも使える、吸入式みたいに使うこともできる!

まさに両用式と吸入式のいいとこ取り!

使えば使うほど楽しくなります

じつは、両用式なのですが尻軸が外れる万年筆というものは他ブランドからも発売されています。

代表的なのはオマスのアルテイタリアーナの一部など。

ジャーナル専用コンバーターを装着すると同じように使えます。

もしお持ちであれば、尻軸が外れるかどうか確認してみてください。

いかがだったでしょうか。

イタリア万年筆といえば、兎角軸の美しさのみにフォーカスされがちですが、

ジャーナルは吸入する楽しさも一緒に堪能できます。

中古でも出回る頻度は高くないことに加え、新品の在庫もあとわずか。

気になった方は是非お早めにお求めくださいませ。

>>DELTA デルタ 万年筆 ジャーナルはこちら

ではでは、今回はこのへんで。

皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。

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