私たちの日常は、様々な【箱】に囲まれています。
例えば、筆箱・お弁当箱・貯金箱…。
本来、箱は中身を保護し容易に運搬するための道具として
普及してきましたが、同時に、
【箱】という言葉を含む慣用表現や言い伝えも
数々残されてきました。箱入り娘
パンドラの箱
浦島太郎の玉手箱
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とりわけ、中身が見えない箱ほど、人々の想像力を掻き立てる
不思議な力があるようです。
万年筆の化粧箱にも、開ける前にその価値や期待感を高め、
その存在感で私たちを魅了させてくれる箱があります。
例えばこちら<<<<<
1997年2000本限定。葉巻をイメージした万年筆です。
葉巻の質感を再現するため、1年以上の年月をかけて
特別なセルロイド製の胴軸が開発されたとか…。
クリップには、タバコの葉をモチーフにした
スターリングシルバーがあしらわれています。
重厚感のある本皮の箱は、まるでシガーケース。
万年筆との一体感を感じる一品です。
こんな箱もあります<<<<<
化粧箱といっても、蓋を開けるタイプとも限りません。
上品な調度品を思わせる箱の引き出しをそっと引いてみると…
まるで老舗仕立て屋の上質なスーツを連想させてくれる
ピンストライプのチーフに包まれた同柄のボールペン。
ものづくりへのこだわりを感じさせます。
ピンストライプの起源は、ビクトリア女王時代に始まり、
今日まで継承されている伝統的なパターンです。
この細い縞模様は、諸説ありますが、衣装の仮縫いの縫い目に
ヒントを得たものともいわれています。
フォーマルシーンの胸元を飾る筆記具です。
デザインや字幅で選ぶことが多い万年筆ですが、
ご購入の際に、その万年筆を彩る化粧箱に
注目してみても面白いかもしれません。
本日ご紹介した商品はこちら…