じわじわと注目を頂き、日本のみならず外国のお客様からの
お問合せも多く頂いております「鳥獣戯画 オリジナルペンケース」
前回、商品リリースの動機?からデザインや素材について
述べさせてさせて頂きましたので今回は「紐」について
少しだけ・・・。
さて、本体の布は出来た!次に作成するべきアイテムは
「紐」!!紐もまた一口にいって色・太さ・素材・・どれ程あるか
気が遠くなる中で、今までに無い素材で日本古来の・・・・と閃いたのが
「真田紐」
正直、私には真田紐が何なのか全くピンとこなかったのですが、
たまたま見ていたNHK番組内での真田家特集と切れない紐に魅力を感じ、
真田紐は購入出来るのかな?から始まり、しかも調べてみれば「真田紐」は
戦に敗れた真田家が生活の為に真田家が創り出した秘伝の編み方で、
血族にしかその技法を伝える事はない・・・。
つまり、今編める方がいらっしゃるのか、購入できるのか分からない不安の中・・・。
餅は餅屋というべきか、分かる方に聞いてみれば
その技術をもった末裔の方いらっしゃるという・・・。
では、お願いしたいけれど淡色ではつまらないからと
デザイン性も取り入れて出来上がった、傑作の紐が
「西陣織」+「真田紐」と合わさって更に「最高傑作」になりました。
笑ったしまうのは、事前知識で切れない紐は、本当に切れませんか?と
お尋ねしたときに、本当に強い力で何人もの大人が引っ張れば
切れるそうです。やはり、世の中には試される方がおられるのですね。
しかしながら、ちょっとやそっとでは切れない!!と控えめな
ご案内がまた、美しいと思います。
紐のベストな太さ、長さ、感触を追い求め、
万人受けではなく「オンリーワン」をお探しのかたに向けた物として
ここまで、拘ったペンケースは他には無い!でしょう。
さて次回、「留め具」の秘密をお話しましょう・・・・。
お楽しみに?
※売り切れ中の商品も、現在一つ、一つ、丁寧に製作中です。
今しばらく、お待ち下さい。