漆塗り万年筆の魅力と危険性

2017年05月05日

今や日本のみならず、世界中で人気を博している中屋万年筆。
独特なフォルムと太軸が特徴のプラチナ出雲。
大きなペン先と、バランスの良さが際立つパイロットのカスタム845。

これらの万年筆は全て漆塗りのエボナイトで出来ています。

手触りもよく見た目にも美しい漆塗りエボナイト軸ですが、1点だけ絶対に注意してほしいことがあります。注意すること?

それは、「ゴム留め具のペンケースには絶対に入れないこと」!!!

その危険性をこれからご説明しようと思います。

ゴム留め具のペンケースとはこういうタイプのもの

エボナイトはゴムと硫黄、そして硫化促進剤を混ぜて作られる樹脂です。

エボナイト軸の万年筆をゴム留め具のペンケースに入れてしまった場合、

この硫化促進剤がゴム留め具と反応してしまい、変色や変質を引き起こしてしまうのです!!

これは日光による退色とは違い、表面に漆をコーティングしていても防ぐことはできません。

せっかくの麗しい軸がゴムバンドの跡が着くように変質してしまうなんて、想像しただけで恐ろしい・・・!!!

本来なら変質してしまった所をお見せすることで注意喚起としたかったのですが、

さすがに危険と知っていながらわざと私物の中屋万年筆をゴムバンドに留める勇気はありませんでした。

世の中には要らない勇気もある。

大事につかいます

ペリカンの漬け置きといい、今回の漆塗りエボナイトとゴム留めペンケースといい、

「知らなかった」では取り返しのつかないことになってしまいますよ!!!

皆様もお気をつけて!

ではでは、今回はこのへんで。

皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。

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