博物館の中の万年筆

2016年04月21日

先日、千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」の企画展
「万年筆の生活誌-筆記の近代-」に行って来ました。

図録も充実の読み応え!

博物館で万年筆の展示会って、今まで聞いた事がなかったですし
お店のお客様の中にも「行ってきたよ」と話してくださる方もいて
とても興味深く感じていました。

佐倉はかつて城下町として栄えた街で、現在も街のあちこちに
武家屋敷跡やお寺が残ります。
佐倉城跡地の佐倉城址公園の坂の上に建つ「国立歴史民俗博物館」は
実際に行ってみるとかなり大きな建物で、こんなに立派な国立の博物館が
千葉にある事すら知らなかった私は、ただただ驚くばかりでした。

「万年筆の生活誌」は企画展示室で行われていますが、
この博物館は常設展も非常に充実していて第1展示室から第6展示室まで、
石器時代から現代までの日本の歴史が、膨大な展示と共に丁寧に解説されています。
遺跡からの出土品や、当時の暮らしを再現したミニチュアなどが
広い展示室に盛り沢山で、最終的に時間が足りなくなってしまい
途中までしか見る事が出来ずに残念でした。
もし全部じっくり見ようとしたら一日がかりだと思います。
行かれる方はお時間に余裕をもってどうぞ。

さて、メインの「万年筆展」ですが、こちらもよく集めたな~と
感心するくらいに明治時代から現代までの万年筆の数々が、
実際に当時の万年筆や万年筆で書かれたノート、販売用のポスターや
カタログなどと共に展示されていて大変勉強になりました。
初期の頃の、聞いた事もない国産メーカーの万年筆や、中には
キングダムノートで販売した事のあるモデルも。
現在の国産万年筆メーカー以外にも多くのメーカーが
日本に存在した事も知らなかったですし当時の販促品や看板などの
万年筆を販売する側からの目線の展示物も、同じ立場の人間として
面白かったです。

そしてその1点1点がとてもきれいな状態で展示されていて、持ち主が
これまで大事に保管されてきたのだという事が伝わってきました。

「断捨離」「ミニマリスト」のように物も残さない、
持たない生活が話題の近年ですが、古い物を長く大事にしているからこそ
私達は今回のように100年も前の物を実際に目にする事が出来るのだと思います。

もし、ご自宅に使っていないペンが眠っていましたら、
当店では買取も行っています!
万年筆の価値は近年見直されていて、特に古い年代の物は
今の物にはない素材や書き味がとても人気です。
次の持ち主の方が更に長く使い続けてくれる事でしょう。

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チューリップも見頃でした

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