『源氏物語』―宇治十帖― 浮舟のはなし

2020年06月13日

「かほ鳥の 声も聞きしに かよふやと しげみを分けて 今日ぞ尋ぬる」
顔も声も懐かしい大君に似ているだろうかと茂みをかきわけて今日は訪ねてきました
~薫から浮舟へ詠まれた和歌

大君の影を追い、浮舟に近づく薫。
今は亡き大君の姿を求めながらも慌ただしい日々を送る薫。中君にも心を揺らしつつ、定まらない思いを抱えた中、大君の生き写しのような浮舟を知ることになる薫の運命もまた悲しく、物語に引き込まれていきます。
浮舟は大君を彷彿とさせる美しさと上品さを纏う女性です。
生まれの身分が低いためにこの源氏物語の貴族たちの悲運に巻き込まれていくのですが、浮舟の悲しい運命とは裏腹に気品のある雰囲気と可憐な姿が物語をさらに彩ります。

今回の万年筆は浮舟が纏っていた衣裳をイメージしました。
夏の色とされる若苗色(植えられたばかりの苗のような明るい黄緑色)を軸色に、撫子の襲(撫子の花のような淡紅色)をキャップに、濃き袿(濃い紅色)を天冠と首軸、尻軸にそれぞれ配しました。
濃い紅色が偶然にも、オリジナル万年筆「大君」の鮮やかな紅色と重なるのも何かの運命を感じてしまいます。

浮舟の人生を大きく変えてしまう薫と匂宮。
この悲しくも美しい物語を是非ご堪能ください。

宇治十帖も其の四まで参りました。
右から「薫」「大君」「中君」、そして「浮舟」
浮舟は若々しくも落ち着いたインクです。
発売まで今しばらくお待ちくださいませ。

 

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