「鳥獣戯画」が完成するまで・・・。

2014年09月01日

キングダムノート オリジナルペンケース「鳥獣戯画」について
少しだけ完成までの長い道のりをお話します。
約2年前だったか、ことのきっかけはセーラー万年筆の「すす竹」です。

世界に一つのペンケース!

お客様の「すす竹」を持ち歩くのに気に入ったペンケースが
見つからない・・・。の一言でした。
もちろん購入時の箱の中には「ペンケース」が付属しています。
が、留め具がプラスチックであったりと、どこか物足りない・・・。
では、見た事のない特別なペンケースを作ってみましょう!!と
密かに企んだ事がきっかけです。

さて、素材はデザインは?と考えでみれば「革製」・「金属製」「木製」・「セルロイド」
「和」をテーマにして考えてると「布」ではどうか
「布」といっても沢山ある・・・・
「和」+「布」+「高級感」=「着物」とイメージを決めて
織物といえば、浅い知識から「西陣織」!!となったのですが
如何せん西陣織とは聞いた事はあるけれど、反物で作れるのか?という事で
練りに練ってペンを保護するペンケースに使用する為
帯と同じ手法で反物を作って頂き、なおかつ「粋」な部分も
入れたい事から「鳥獣戯画」のデザインを織り込んで・・・。

さて此処で問題になるのが、キャラクターの縮小度をどれくらいするか
技術的に可能なのか・・・。サンプルにサンプルを重ね
織物に対して、正直素人の知識だからこそ
もっと、細かくウサギの躍動感をより細かく織って頂きたいなど無理難題を職人の方に依頼し
結果、現在のまるで「プリント」の様な仕上がりになりました。

反物から出来ています。

※職人泣かせです!後から聞いた話では通常、手間が掛かるのでここまで
細かく織らない事。また、織っても帯の場合はプリントに間違えられやすい為
あえて、そこまでのクオリティーに仕上げない事。
本当に細かく織り込む事で完成形では見ることが出来ないのですが、
リバーシブル販売が出来るほど、表地と裏地に差がありません。
ペンにキズが少しでも付かない様に裏地に布を当てていますが、本当は
裏地も見て頂きたかったクオリティーです。大変、残念でならない隠れた職人技です。

さて、土台は出来た!次は留め紐と金具について・・・また次の機会に・・・。

完成!するまでまだまだ先は長かったです。

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