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本日は、1950年代に生産されたMONTBLANCの万年筆について少し。。MONTBLANCには1950年代、146、149などの14xシリーズ、254、256などの25xシリーズ、そして342、344などの34xシリーズが存在致しました。
それぞれ、以下のように分類されております。
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【14x】最高級ライン・・・マイスターシュテュック(輸出用はマスターピース)
【25x】セカンドライン・・・実用モデル
【34x】エコノミーライン・・・学生用
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本日は、私が現在使っているMONTBLANCの万年筆のうち、学生用ラインにあたる「#344」というモデルについてご紹介致します。
こちらの万年筆、やや小ぶりで内部に金属パーツを使用していない為、携帯性が良く、持ち運びにとても便利です。
そしてセルロイドの手触りと、フワフワとしたやや柔らかいペン先の感触がとても心地よいです。
こんな万年筆が当時のドイツの学生用として販売されていたなんて、羨ましい限りですよね。
また、カラーのバリエーションも他のモデルとは異なり、グリーンやグレー、ブルーなどが展開されていたようです。
これはあくまでも推測ですが、他の14x、25xはピストンにコルクが使用されており、
乾燥によってコルクが収縮し、吸入に不具合が生じることがありますが、
このモデルはそこが樹脂製となっております。
さらにキャップがネジ式になっており、クラックも入りにくい構造となっています。
勉学に励む学生の為に、不具合が少なく安心して使えるものを提供していたドイツの教育意識は当時からかなり高いレベルにあったのではないでしょうか。
学生用とはいえ、一切手を抜いていないうえに、ロマンを感じる万年筆、
その「#344」を是非、皆様もお探しになってみてください。
(※残念ながら、現在、当店には在庫がございません。すみません!)
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