先日、パイロットの万年筆【レガンス89sブルー】を購入して
手帳用として使用しています。大理石調の深みのあるプロピオネイトという樹脂を使用した「レガンス」。
私が購入したのは、携帯に便利なショートサイズのタイプです。
商品名の「89s]とは、パイロット創立89周年で、ショートサイズの「s」から由来しております。
手帳用としては、ショートサイズの万年筆の方が使い易く、持ち運びも便利ですよね。
今回は、手帳や日記帳などとご一緒に持ち運び出来るショートサイズの万年筆をご紹介させて頂きます。
①モンテグラッパ 万年筆 ミクラ オレンジ
イタリアの老舗ブランド・モンテグラッパの定番【ミクラ】シリーズから一本。
ミクラ・シリーズは説明不要の人気のモデルですが、手に取れば改めて
その人気の理由もわかります。
この万年筆は、スモールサイズとして必要充分なコンパクト
設計でありながら、使用時にはキャップを付けることで、あたかもノーマル
サイズのようなバランスを実現します。
見た目だけではない、本格派の万年筆としてお楽しみいただけます。
②デルタ 万年筆 カプリコレクション マリーナ ピッコラ
「永遠の時が流れる島」カプリ島をイメージしたブルーが印象的なコレクション。
カプリ マリーナ コレクションは、カプリ市とデルタ社とのコラボレーションにより実現した待望の新作。カプリ島を取り巻く澄んだ海と空のブルーをイメージした特注レジンから、手作業で切削され作られます。イタリア南部のカプリ島は「ナポリ湾の真珠」といわれ、あの「青の洞窟」をはじめ数々の名所に彩られた世界的観光地。手帳に挿して使用しても、澄んだブルーの光が輝きます。
③パイロット 万年筆 レグノ 89S ディープレッド
木の温もりをショートサイズにした万年筆。
レグノ89sはコムプライトと呼ばれる素材を使用しています。
コムプライトとは一般的に積層強化木と呼ばれ、単板(数ミリの薄い木材板)に圧力釜で樹脂を含ませます。これを幾層にも重ねて熱圧成形し、数センチの厚みにした素材をいいます。コンプライトは水をほとんど吸収しないので腐らず、水分による強度低下もありません。そのためレグノ89sは木材より堅く強く、また安定した木目の美しさを持った万年筆です。
万年筆は、自分の「心」がそのまま文字で表れる筆記具だと最近感じます。
手帳に予定や日記などを書き込みながら、万年筆と一緒にご自分だけの歴史を綴ってみてはいかがでしょうか。