プラチナ万年筆から11月に発売されたNICE(ニース)シリーズの新商品、
そのカラーリングの美しさには目を引かれました。
透明軸は多くのメーカーから発売されていますが、
この万年筆は他の透明軸にはない
「空気」が表現されている1本です。
◆プラチナ 万年筆 #3776 センチュリー NICE(ニース) ラヴァンド
2017年も各メーカーから透明の軸の万年筆が出ました♪
◆ペリカン 万年筆 クラシック M200 スモーキークオーツ
深みのあるグラデーションに、重厚さを感じさせる美しい樹脂です。
クリップとのバランスが絶妙。
◆アウロラ 万年筆 88 MINERALI ミネラーレ ディオプサイド
「Minerals(鉱石)」をモチーフにした、透明感と輝きを押し出した宝石を思わせるデザイン。
中に入れるインクも楽しめそうです。
こうしてみると、透明軸といっても単純に「透けて中が見える」だけではない
個性的な万年筆揃いです。
NICE(ニース) ラヴァンドに話は戻りますが……
ポイントである「空気」感。
この1番の特徴はどこから来るのかと考えると、
あえてサンドブラスト加工を加えているところがひとつの要因ではないでしょうか。
この加工により光が柔らかく拡散されていき、奥行や空間が感じられます。
また、ラベンダーをイメージした紫が暖かい「空気」をさらに強く伝えてきます。
商品が入荷してきて実物を見たとき、
写真よりもはるかに美しいその軸に驚きました。
しかし、あえてサンドブラスト加工で透明感を抑えた方が空気を感じられるとは……
不思議なものです。
最後にNICE(ニース) ラヴァンドの楽しみ方をもうひとつ。
ラベンダーの香りのインクと合わせてみてはいかがでしょうか。
◆ルビナート ボトルインク 275 ターコイズ(ラベンダーの香り)
実はラベンダーの季節は夏。
これからの季節は季節外れ?
いや、
「あえて」
夏に満開を迎えるラベンダーの南仏に思いを馳せ、
これからの寒く静かな季節を共に過ごす万年筆なのではないでしょうか。
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