20年の時を経て、
あの名作がさらに魅力的になって戻ってきました。
モンテグラッパ リミテッドエディション2017 シガー
万年筆と葉巻。
大人の嗜みとして共に愛される方も多いです。
(万年筆と葉巻、というと私は島地勝彦氏を思い浮かべてしまいます。)
そういえば、葉巻ケースを万年筆入れとして使う人もいらっしゃいますね。
仕切りがないのでちょっと気を使いますが、
マイスターシュテュック149のような太軸を持ち歩くのにはちょうどいいかもしれません。
さて、この万年筆は元々1997年に発売されたモデルの復刻版。
当時葉巻愛好家を中心に、熱狂的な人気を誇りました。
この胴軸のセルロイドは、葉巻の円熟した外観を再現するために
1年以上の歳月を費やして開発したのですから、モンテグラッパの本気度が伺えます。
このシガー2017年モデル、1997年モデルとなにが違うかと言いますとまずはこの天冠。
パンチカット用のカッターが出てくるのです!!
なんとも粋な演出ではないですか。
にわか知識で恐縮ですが
パンチカットは吸い口が小さめなので大きく咥える必要がなく、
葉巻の丸みが残るため口当たりが柔らかなカット方法なのだとか。
また1997年モデルはクリップが付いていましたが、
今回の2017年モデルはクリップはなく、シルバーのリングに。
実際の葉巻も、銘柄を表すラベルリングがついていますし、
装飾としてシルバー製のリングをつけることもあるので
より本物の葉巻に近くなっています。
ちなみに葉巻は煙が良く吸える、吸えないということを
ドローが良い、悪いというんですって。
煙の流れとインクの流れってなんだか似ている気がします。
このシガーの字幅はB(太字)。
しっかり、たっぷりとした「ドロー」をお楽しみください。
最後に、この万年筆を私が使うとしたら…
紫煙という言葉のとおりの少しグレーがかった紫。
もしくは、熟成されたウイスキーを思わせるまろやかな琥珀色。
そういった「この万年筆で使うことでストーリーが生まれる」色のインクを選びますかね。
ご参考になれば。
万年筆を愛し、葉巻を愛し、優雅な時間を愛する方へ。
葉を模した専用ケースをはじめとした、元箱一式付属にてご用意しております。
>>モンテグラッパ リミテッドエディション2017 シガーはこちらから
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。