万年筆に最適な素材は何か?
永遠に答えが出ないテーマでありながら、何度もその問いを繰り返してしまいます。
今回はその中でも「最も万年筆に適した素材」と呼ばれることもあるマイカルタ製の万年筆をご紹介っ!!
丸善 万年筆 ザ・センチュリー マイカルタ グリーン
まずマイカルタとは…紙、布、木などを何層にも積層し、フェノール系樹脂などで加圧成型したもの。
耐久性、耐熱性、吸湿性すべてに優れた素材として
ナイフのハンドル、化学プラントの 歯車、電機産業の絶縁体などに使用されているのだとか。
万年筆に使用されるマイカルタは綿布が積層されたものを使用しています。
見た目は細かい霜降りがかかったような独特の模様。
触ってみるとさらさらしていて、
ごく小さな凹凸があるので滑ることもなくしっかりホールドできます。
そしてこのマイカルタという素材、なんと革や木のように経年変化(エイジング)をするのです!
おお…タフな使用に耐えるだけでなく、使い込む楽しさまである。
確かに万年筆の素材として非常に魅力的ですね。
さてさて素材にフォーカスしてご紹介してきましたが、
この万年筆のおすすめポイントはそれだけではございません。
他のマイカルタ万年筆では決して得られない、
この万年筆ならではの所有する喜びがあるんです!
それはキャップリングの刻印。
なんと2001年当時販売された丸善の店舗ごとにキャップリングの刻印が異なるんです!
この一本は札幌限定、フクロウの刻印。
店舗ごとにデザインが違うなんて。。。芸コマすぎる。。。
あとで欲しいと思っても、このフクロウ刻印は二度と入荷しないかもしれません。
ビビッと来たなら、即決!する価値はあると思います。
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ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。