気づけば私服のTシャツがボーダーだらけ。。。横縞大好きな私です。
縦縞の万年筆といえばスーベレーンが有名ですし、数多くの万年筆が発表されています。
しかし横縞の万年筆って探してみてもなかなか無いものです。
ということで、今回は現在当店に在庫のある横縞の万年筆をずらっとご紹介!!!
まずはこちら。
モンブラン 万年筆 作家シリーズ2005 ミゲル・デ・セルバンテス
この横軸万年筆の細かいこだわりポイントは、ずばりクリップ。
キャップの横軸と同じ位置に、節のようなデザインがなされているのです!
さらにその節の位置に合わせて太さも変わるという芸コマ。
続いてはこちら。
モンブラン 万年筆 作家シリーズ2008 ジョージ・バーナード・ショー
こちらは縞の幅が段階的に変わることで図地が反転する一本。
(ちなみに図地反転とはルビンの壺に代表される、図と背景を逆にすること)
この万年筆の芸コマポイントは吸入の尻軸回転部の金属リングが全体と調和しているところ。
この調和がために、尻軸側がラッカー部分が地である必要があるんですね。
こういう「デザインに必然性がある」万年筆、大好きです。
最後はこちら!!
グラフフォンファーバーカステル 万年筆 ペン・オブ・ザ・イヤー2004 琥珀
このペンの芸コマポイントは「素材をデザインでカバーしている」ところ。
おそらく一枚モノで胴軸全てを作れるほど大きな琥珀がなかったためにこのようなデザインになったのではないか?と思っています。
もしくは一枚モノの場合耐久性に難があるため分割したのではないかと。
そういった素材の特性も加味して、デザインで解決しているのであれば
この万年筆はまさに傑作!!ではないでしょうか。
横縞万年筆特集はいかがだったでしょうか。
今回の3本は全て限定軸。
ということはそれだけ横縞の万年筆はレアってことなんです。
なかなかお目にかかれない横縞万年筆たち、必見ですよ!
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵はペンライフの一助となりますように。