ペリカンのスーベレーンといえば、緑のストライプがトレードマーク。
私もあのストライプに憧れて、はじめて買った万年筆はM400の緑縞でした。
そんなスーベレーンは、限定軸でも魅力的な緑軸をたくさん出しているんです。
これは緑軸好きの私としては紹介しないわけにはいかないでしょう。
まずはこちら。
こちらは明るい緑が特徴的。
アクリルレジンを用いた、渦を巻くような模様の万年筆です。
同じくペリカンの限定モデル、「玄武」をもっと明るくしたようなイメージです。
同素材で大きさ違いのM600で発売された際はヴァイブラントグリーンと呼ばれました。
ヴァイブラント(Vibrant)は「鮮やかな、きらめく、みずみずしい」という意味。
透き通る鮮やかな緑は美しさもさることながら、
中に吸入したインクもうっすら見えるので実用上でも優秀な軸となっています。
あれこれインクを試してみて、インクを貯めた見た目在りきでインクの色を決めるのも面白そう。
続いてはこちら。
直訳すると「緑の中の緑」。まさにペリカン社渾身の緑軸です。
軸としては細かい筋状の模様が入った樹脂でできたモザイク、といったところでしょうか。
筋がちょうど筆跡のようにも見え、油彩の絵画を万年筆の軸にしたらこんな感じだろうなあと思います。
最後は都市シリーズの「ベルリン」!!
一見するとオプティマやカスタム レガンス2(通称 旧レガンス)のようなモザイク模様にも見えるんですが
なんといってもこの万年筆の魅力は「透け感」。
この透け感が他のモザイク模様の万年筆とは一味違った、唯一無二の魅力を放っているんですねえ。
やはり緑縞の万年筆を作り続けているからこその「緑」へのこだわり!!
他にも玄武、ゴルフ、ネイチャーなど緑の限定軸はございますが
軸の樹脂の美しさにフォーカスした3本を今回はご紹介いたしました。
みなさんはどの緑軸がお好みでしたか?
ぜひみなさまの手の中で、存分に堪能してみてください。
ではでは今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。