えんぴつ
鉛筆
エンピツ
Pencil
ペンシル・・・
文字を変えてみるとイメージが変わるのは
それだけ幅広い世代、場面に登場してくるからでしょうか。
個人的には、えんぴつ という表記が一番しっくりくるような気がします。
小さい頃、ひらがなを学ぶときにえんぴつを使っていたせいかもしれません。
小さい頃は、馴染みのある筆記具といえば鉛筆でした。
大人になって色々な筆記具に触れるようになって改めて、
当時は何気なく使っていた「鉛筆」の良さに気づかされています。
木のぬくもりや木目の美しさ、その軽量、
インク漏れの心配もない、削ってすぐ使える。
鉛筆って、地味なイメージがあったけど、なんだかとても便利。
意外と面白いかもしれない。
「えっ5万円もする鉛筆なんてあるの!?」
高校時代の友人に話して驚かれてしまったことがあります。
高級鉛筆の代名詞といっても過言ではないかもしれません。
ファーバーカステルのパーフェクトペンシル。
商品ページは>>こちら
美術部に所属していた私たちにとって、
当時からファーバーカステルの鉛筆は「ちょっとお高め」の鉛筆でした。
デッサンのたびに、削ってしまうのがもったいない・・・と思いながら、
1本約200円の鉛筆を削っていました。
(1ダース約800円の鉛筆を使っていた当時の自分にとっては、
ファーバーカステルの鉛筆を一揃えにすることに高級感を感じていました…)
けれど、この「削る」行為にも楽しさがあります。
パーフェクトペンシルは、
キャップ部分に鉛筆削りが内臓されています。
このキャップ、見た目もとても美しいのですが、
筆記しているときは重心のバランスのコントロールが出来、
外すと鉛筆を削ることができるのです。
この「鉛筆を削る」行為にも、
「万年筆にインクを吸入する」ときのような、
なんともいえない満足感があるのです。
やわらかい木が薄く削れていく、
ショリショリ、という音が、とても小気味いい。
最近はしばらく鉛筆を削っていないなあ、という方。
久しぶりに触れてみると、懐かしさを感じるとともに
木の持つぬくもりを感じられて、不思議と心が落ち着きますよ。
削って楽しい、といえば、こちらもおすすめ。
カランダッシュの限定ペンシルセットです。
削っていくたび、木目の異なる模様が見えてきて、
とても美しい鉛筆です。
削ってしまうのがもったいない、でも削ってみたい…
手に取って見つめては悩んでしまいそうですね。
色々な表情をみせてくれる鉛筆です。
たかが鉛筆、されど鉛筆?
いかがでしたでしょうか。
普段はボールペンや万年筆を使っていらっしゃる方も、
久しぶりに、木のぬくもりを感じながらゆっくり鉛筆を削ってみませんか?
普段とは違った気持ちのリフレッシュができそうです。
皆様に、素敵な筆記具との出会いがありますように。