夏の行楽といえば海と山。
よく、あなたは海派?山派?という会話をする事もあると思います。
海をモチーフにした万年筆は数多くありますが、今回は山をモデルにした万年筆を
ご紹介します。
ペリカンの2008年の自然の美観シリーズ「エベレスト」
エベレストはネパールとチベットにまたがる標高8848m、世界最高峰の山です。
地球には標高8000m以上の山が14座存在します。
K2、カンチェンジュンガ、ローツェ、マカルー、チョーオユー・・・。
その中で圧倒的な標高と人気と知名度を誇るのがエベレストです。
8848mとひとくちに言われても、一体どんな所なのか、想像もつきませんよね。
酸素が平地の3分の1、気温はマイナス20~30度。
もちろんどんな生物も生息することはできません。
世界遺産に登録され話題の日本一の富士山が3776m。その倍以上の標高があり、
大体飛行機が飛ぶ高度と同じくらいの高さです。
ペリカンの「エベレスト」はぱっと見るとすぐにエベレストを連想するのは難しく、
どの辺がエベレスト?と思ってしまいますが、実はシルバーラッカーのボディに
ヒマラヤ山脈の連なる山々を描き、その中央にゴールドプレートを施し、エベレストが
朝日に照らされている様子を表現しているのです。
比較的太さと重さがありますが、丸みを帯びたボディは程よく手にフィットし
筆記時の安定感につながります。
「神々の山嶺」と呼ばれるエベレスト。
私ももちろん行った事はないのですが、是非実際その場を訪れて
静寂の中で朝の太陽を浴び、黄金に染まるエベレストを見てみたいなぁと思います。
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