オマス
万年筆 チャールズ・ダーウィン生誕200周年記念
I think リミテッドエディション
2016年に惜しくも廃業となったイタリアOMAS社。
イギリスの偉大な科学者チャールズ・ダーウィンの生誕200年を記念し、2009年に発売されたモデルをご紹介します。
チャールズ・ロバート・ダーウィンは1809年にイングランドで誕生しました。
裕福な家庭で育ち、植物・鉱物収集や昆虫採集に夢中。
自然や化学などの身近なものに興味が強い少年でした。
16歳の時に医師である父を助けるため、医学と地質学を学びますが、血を見ることが苦手で、麻酔がまだ導入されていない時代の外科手術になじめず学位を取らずに大学を中退します。
20歳になると、父に牧師になるよう勧められ、ケンブリッジ大学に進学し、神学や古典・数学を学びます。
大学を卒業後、恩師の紹介によりイギリス海軍の測量船ビーグル号に科学者として乗船します。
1835年にガラパゴス諸島のチャタム島に滞在し、ここで進化論のヒントを得たと言われています。
ダーウィンが5年にもわたる航海と調査をもとにしたためたのが1859年に出版された「種の起源」です。
「生物が共通の祖先から長い時間をかけて徐々に進化してきた」という科学的に考察した内容は、世界に大きな衝撃を与えました。
19世紀当時はキリスト教の影響が強く、「生物は神が創造したもの」と考えられていた時代。
ダーウィンの考え方は人々に理解されにくいものでした。
しかし、ダーウィンの科学的な研究は高く評価され、現代生物学の基盤として多くの人々に知られています。
種の起源の中でダーウィンが記した「I think」は、
「人間を物事の中心に置く意思の表明及び行為」という意味や、「文章を書くことで考えが形を成す」という意味が含まれています。
ダーウィンの誕生年1809年にちなみ、スターリングシルバー仕上げの吸入式万年筆1000本とローラーボール809本の合計1809本が限定生産されました。
天冠と万年筆のペン先には、進化論の着想へと導いたといわれるガラパゴス諸島のMocking Bird(マネシツグミ)の可愛らしい姿がデザインされています。
クリップには、亀や海/陸イグアナ、溶岩トカゲ、フラミンゴ、カツオドリ、大ヤモリの足跡。
キャップや胴軸には当時の帆船にも多く用いられていたオーク(楢/樫)材が使用。
キャップリングには、ダーウィンの理論を起源とし研究されてきたDNA構造が描かれています。
胴軸にはビーグル号や海洋探検の航路が描かれています。
船のロープを表す装飾が、胴軸後方と尻軸と天冠に合計5本施されています。
ダーウィンの生涯が随所にちりばめられた知的好奇心をくすぐる名品です。
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