ハーマングリッドという模様をご存知でしょうか。
黒地に白の格子模様が入っている模様のことなのですが、
視覚心理学上で大変有名な模様なのです。
この模様、白線の交差点に灰色の点がもやっと見えてきませんか?
仕組みをご説明するのは少々込み入った話になってしまいますので控えますが、
1870年に発見された色の明度対比による視覚現象の1つ。
私は大学で視覚心理学を専攻していましたので、
この模様を見るとつい「ハーマングリッドだ!」となってしまいます。
絵を描く方が白とグレーの市松模様を見て「透明」と思ってしまうのと似たようなものかもしれません。
さてさて、それでは「ハーマングリッド」柄のペンをいくつかご紹介いたしましょう。
◆モンブラン スターウォーカー メタルラバー
◆ダビドフ ヴェレーロ ラッカー ブラック ギロシェ
◆ディプロマット エクセレンス エー ローム ギロシェ ラピスブラック
どれも甲乙つけがたいほどのハーマングリッド柄です。。。
同じものを見ているはずなのに、受け取り方は千差万別。
皆様は職業や趣味により、別モノのように見えてしまうペンはありますか?
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。
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