筆記具ブランド「LAMYラミー」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
私も学生時代にサファリを愛用していた経験がありますが、
目立たず、控えめで洗練されたデザインの筆記具を作っているブランドといった印象があります。
ラミーの特徴は、何といってもそのデザインにあると思います。
代表的なモデルを上げると1966年に登場した「ラミー2000」。
継ぎ目のない軸は、一瞬吸入方法に迷いが生じる程です。
装飾は一切なく、かつモダンなデザインを50年以上貫き続けています。
ラミーは創業以来約90年にわたってドイツ・ハイデンベルクで一貫生産を行っています。
様々な国が作られたパーツを集めて一本の万年筆を作るブランドもある中で、
軸、ペン芯、ペン先、インクの調合、カートリッジケース全てが一貫生産であり、
勿論、商品チェックも熟練工が手作業で行っている事は商品のクオリティーに安心感が持てます。
ちなみにラミー2000の魅力のひとつである軸表面のヘアライン加工は全て手作業で、
ラミー社の中でもごく限られた5人の職人しかその作業を許されていないそうです。
またラミ―といえば、カラーバリエーションも豊富な「サファリ」も人気のモデルですが、もし「ラミー2000」を知らない、もしくは試し書きをした事が無い方がいらっしゃれば、是非!お試し頂きたいです。
一見すると「普通」に見えるデザインですがその「普通」に感動致します。
継ぎ目のないヘアライン仕上げの軸の手触り、
小さなクチバシ程しか出ていないにも関わらず、滑らかに書ける14金ペン先など、
全てに驚く事と思います。