パイロット万年筆の一つに、
53R型 テコ式で赤軸に模様が入っている物がございます。
1950年頃と大変古くに作られた万年筆です。
時代背景としては、1945年に戦争が終わりその後に作られた物。
戦後の約5年前後にオートメーションによる大量で生産はなかったと
想像すると一点、一点丁寧に作られたからこその
軸の美しさが出ている万年筆だと思います。
模様の白い部分は少しパールがかっていたりと一見、真珠の淡い輝きを
思わせるセルロイド仕様は感動を覚えます。
たくさんの古い万年筆の中からのこの一点を
私はお勧めいたします。
なかなか市場を探してもそれ程、目にされる機会もないかと思います。
是非、お近くの方は実際ご覧下さい。