皆さんは「ミウラ折り」という折り畳み方をご存知ですか?
東京大学名誉教授の三浦公亮先生が考案した、
NASAの人工衛星にも使われているハイテクな折り畳み方。
本日はそんな「ミウラ折り」に関連した万年筆をご紹介いたします。
◆モンブラン ボールペン マイスターシュテュック ソリテール ジオメトリック ディメンション ミッドサイズ
この軸表面の構造、缶コーヒーや缶チューハイでみたことありませんか?
実はこれ、ミウラ折りの一種なのです。
ミウラ折り自体は人工衛星の太陽光パネルなど、平面をたたむ際に用いられる折り方です。
簡単に言うと「物体に負担をかけず効率的に折りたたむためのパターン」なのですが、
逆に「負担がかからない折りたたみ方をすれば、元の形より強度があがるんじゃない?」
と発想して飲料缶に用いたのが上記の缶コーヒーや缶チューハイなのです。
実際にこの模様を入れることで缶の強度が上がり、材料の節約につながったのだとか。
「ただの円柱より、規則的に潰れている方が強度がある」
なんとも不思議で面白い話。そしてなにより美しく神秘的です。
残念ながらこの万年筆自体は表面に模様を掘っているだけなので強度の面で貢献はしていませんが、
ジオメトリック(幾何学)と名前を冠するモデルにふさわしいパターン。
ギロシェ、バーレイなど筆記具に用いられる模様は様々あれど、
ジオメトリックは「最も機能的な形はそれ自体が美しい。」という構造的美しさが最大の魅力かと思います。
このボールペンを持ちながら折り紙を嗜むもよし、
NASAの人工衛星に思いを馳せるもよし、
缶コーヒーを飲み干すもよし。
どうぞ神秘的な幾何学の世界をご堪能ください。
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ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。
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