パーカー、ラミー、オマスなどなど。。。
創業者の名前を冠した「ブランド」は数あれど、
創業者の名前を冠した「モデル」はそう多くありません。
本日は素晴らしき筆記具ブランドを生み出した創業者達に敬意を表し、
創業者モデルの筆記具をご紹介いたします!
まずはこちら。
創業者の名前、といえばまずこのエドソンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ご存知ルイス・エドソン・ウォーターマンのミドルネームが由来です。
このエドソンの特徴はなんといっても他の万年筆に類を見ないルックス!!
インレイニブと呼ばれる首軸一体型の万年筆で、
樹脂に面しておらず金属装飾へと繋がっていくフォルムは、優美の一言。
またつや消しの金属キャップ&透け感のある樹脂という組み合わせもエドソン特有のものです。
この組み合わせで最上級ラインとして売り出すという
ウォーターマンの卓越したセンス。。。脱帽です。
続いてはこちら。
創業者の名前はアロンゾ・タウンゼント・クロス。
そのミドルネームを授かった万年筆がタウンゼントシリーズです。
現在クロスの主流3モデルであるセンチュリー、タウンゼント、ピアレスの中では中間サイズに位置します。
細身の金属軸に特徴的なコニカルトップは
一番シンプルな黒いボディに金のクリップ(いわゆる仏壇)の装いでも、
別メーカーの万年筆と見間違えることはなくクロスの万年筆だと一目でわかります。
ちなみに現在、クロスのペン先は某国産ブランドがOEM製作しているので
日本人の私達の手にも馴染みやすいと思います。
他にも、創業者の顔が刻印された記念万年筆などもシェーファーから発表されていたりします。
モンブランの作家シリーズやパトロンシリーズ、
ビスコンティのダリ、ゴッホ、レンブラントなど
個人をモチーフにした万年筆は数多くありますし、
国産3大メーカーも創業者モデルが出ると面白いかも??
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。