~ありがとう を贈ろう。~
今年も万年筆が似合う著名人が選ばれ、授賞式が行なわれました。今年から行なわれた「ありがとうメッセージコンテスト」。
受賞された著名人の方々は、それぞれ「ありがとう」のメッセージを発表されました。
また、一般の方も受賞、入賞されました。
ありがとうメッセージコンテスト賞を受賞されたのは一般からの応募から選出された2名です。
郵便事業株式会社賞を受賞された飯村政博氏は、やわらかくていねいな文章で、昔の恋人に宛てたありがとうのメッセージを読み上げました。
ハートライン賞を受賞された御木栄子氏は、亡き夫への近況報告、そして形見の万年筆へのありがとうのメッセージを読み上げました。
前年度受賞者選出部門で受賞されたのは著名人3名です。
前年度受賞者 玉村豊男氏からの推薦で受賞された女優 野際陽子氏は、
「素晴らしい賞に感謝しています。
子供の頃は母親のように大人っぽい字を書きたかった。」
と万年筆の思い出を語りました。
「全てのことに感謝します、ありがとう」と
ハートマーク付きの詩をていねいに読み上げる野際氏の声に、会場一同うっとりと聞き惚れていました。
「人は見た目によりません!笑」
と会場を沸かせたミュージシャン布袋寅泰氏。
布袋氏は女子マラソン五輪メダリストの有森裕子氏からの推薦により受賞されました。
ミュージシャンと万年筆?なかなかイメージのし難い組み合わせではありますが、
布袋氏は昔から万年筆が大好きで、海外で購入するのだそうです。
万年筆で娘の誕生日に手紙を書くと、愛娘とのエピソードも披露していました。
作家 玉木正之氏の推薦により受賞された神戸製鋼ラグビー部 ゼネラルマネージャーの平尾誠二氏は、
「私の人生を大きく変えた楕円のボールに心から感謝。ありがとう」
と、スポーツマンらしいシンプルな「ありがとう」の詩を読まれました。
インターネットによる一般選出部門での受賞者は、ジャーナリスト 鳥越俊太郎氏でした。
筆記用具はたくさんお持ちという鳥越俊太郎氏は、一般選出部門で受賞されました。
「原稿は万年筆か鉛筆の2B、本、色紙にサインをするときは万年筆か毛筆」
と、万年筆に対するこだわりのエピソードを披露していました。
万年筆の思い出話に花が咲き、巻きのサインがでてしまうというハプニングも。
販売員選出部門での受賞者は、女優の松下奈緒氏でした。
「高校のとき、キャップにピアノの鍵盤があしらわれた万年筆を持っていました。
ただ、手に取る勇気がなく、使いこなせませんでした。」
と、万年筆の思い出を語った松下氏。
「20歳を過ぎて、人の気持ちを考えながら書ける文房具、万年筆が、日常的に似合う素敵な女性になりたいです。」と笑顔で語っていました。
授賞式後の座談会では、万年筆を誰にプレゼントしたいかという質問が出されました。
野際氏「すごーく綺麗。光によって色が変わる。取っておいて、今年の年賀状に使いたいです。万年筆は、娘が一人前になったと思ったときにプレゼントしたいです。」
松下氏「この手紙だけは!と、真剣に書くときは万年筆がいいですね。同世代の男性に使ってほしいです。手帳からさっと出てきて使ったら素敵!」
鳥越氏「(副賞の万年筆を見ながら)世界一!万年筆は文章がうまい麻木久美子さんのプレゼントしたいです。彼女は文章だけじゃなくて口もうまいけど!」
布袋氏「真っ黒は僕のイメージなんでしょうかね?万年筆は最近自分の人生を語りたがる母にプレゼントしたいです。」
平尾氏「万年筆が大好きなので、ひとりで眺めていたいです。プレゼントはあるタイミングで娘と息子に渡したいです。」
と、それぞれ万年筆についてのコメントと、万年筆をプレゼントしたい方についてお話しされました。
最後まで和気あいあい、笑いもたっぷりの楽しい授賞式でした。
~各受賞者の副賞ペンのご紹介~
■平尾誠二氏 Pelikan M700トレド 万年筆
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■布袋寅泰氏 PARKER プリミエ・ブラックエディション 3本セット
■野際陽子氏 Pilot or Namiki 蒔絵万年筆 螺鈿 桜花
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■鳥越俊太郎氏 DELTA アディヴァシ 1KS 万年筆
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■松下奈緒氏 AURORA マーレ・リグリア 万年筆
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