142、144,146が製造中止になった1960年代に誕生し、主力として活躍した
二桁シリーズ。
その中でも普及モデルの20番台の万年筆「#22と#24」は当時、かなりの売れ筋だった
のではないでしょうか。
また、現在でも人気の高いヴィンテージ万年筆です。
私が思う人気の理由は次の通りです。
その① 柔らかい書き味
「ウイングニブニブ」と呼ばれるペン先は、適度なしなりがあるのに切り割りが開き
にくいので、同じ字幅で書けますし、インクフローも良いです。
もちろん、ペン先には個体差があります。
現行品に比べ、ヴィンテージならその差はより広いでしょう。
ですので、出来る限り試し書きをして頂く事をお勧めします。
その② ペンのサイズ
収納時の長さが#22が130㎜、#24が137㎜でともにやや細身のボディは、胸ポケットに
挿すのに程良く、また勘合式のキャップは普段使いに適しているではないでしょうか。
ちなみにこの2つ、違うのはサイズだけで、カラーバリエーションはブラック、グレー、
グリーン、バーガンディの4色で、特にグレーとグリーンは人気が高いです。
その③ 価格
比較的、入手が安易である為、価格も2~3万円台が中心ですので、ヴィンテージ品と
しては、お求め易いほうかと思います。
また、カラーや状態によって、価格に大幅な違いがありますので、ご注意下さい。
5/21現在、キングダムノートでは「#22と#24」の在庫は各1本ですので、「ちょっと
気なるなぁ」という方がおりましたら、店頭にお越し頂きまして、ご覧下さい。
今回の2本は、当店の買取キャンペーンの一つ、「減額しません」の対象品でもあります。
ご購入も買取も、どちらもキングダムノートをご利用下さい。