最近はシガーバーが人気なのだとか。
葉巻の世界は奥深く、大人の嗜みとして愛されているところは、
万年筆と通づる部分があるかもしれません。
ということで本日はシガーと所縁のある万年筆をご紹介いたします。
◆アウロラ 万年筆 リミテッドエディション 88 SIGARO-シガロ
イタリア語で「シガー」=「葉巻」を意味するシガロ。
葉巻を思わせる深いブラウンのラッカーで覆われています。
首軸が金属でできているため筆記バランスは低重心となり、長時間筆記でも疲れにくくなっています。
シガーと同様、長い時間をかけてゆったりと楽しむ万年筆かもしれません。
◆モンテグラッパ 万年筆 シガー
同じくイタリアより、モンテグラッパの名作万年筆「シガー」。
こちらはさらに見た目が葉巻に近づき、キャップを閉めれば葉巻そのもの。
葉を模したスターリングシルバーのクリップが風格を感じさせます。
絶妙なマーブル模様の樹脂は、葉巻の表面を表現するために1年以上かけて開発したモンテグラッパの渾身作。
そのあまりの人気ぶりに、2017年にも仕様を若干変更して復刻されました。
こちらの記事で詳しくご紹介していますのでよろしければご覧ください。
◆中屋万年筆 シガーモデル
最後は日本の手作り万年筆の雄、中屋万年筆。
クリップなしのモデルを広く「シガーモデル」と読んでいます。
こちらもシルエットはシガーそっくりです。
余計な装飾をとことん省いているのは、漆の美しさとペン先の書き味に絶対の自信があるからこそ。
また、中屋の万年筆で多く採用されている「溜塗」は使い込むことで透明度が増す漆塗り。
ペン先と共に軸も育つ、長く使い続けたい一本です。
シガーバーでおもむろに万年筆を取り出し、サラサラと想いを綴る。
そんなひとときも、素敵かもしれません。
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。
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