数ある万年筆の中から、本日はイタリアブランド、アウロラ万年筆の「オプティマ」モデルの魅力について
ご紹介致します。
まず、アウロラ万年筆の歴史についてご紹介致します。
アウロラ万年筆は、1919年にイタリア北部のトリノで創業され、イタリアでは最も歴史のある万年筆ブランドです。
また、アウロラは、自社でペン先の加工からボディの組み立てまでを行うイタリアでは数少ないブランドとしても有名です。
アウロラの代表的なモデルは、1970年代に筆記具として初めてニューヨーク近代美術館(MOMA)が
永久保存した万年筆として知られている「アスティル」がございます。
これは、建築家マルコ・ザヌソによるデザインで、シリンダー状の胴軸にイドログラフという内部機構をもち、
インクの流れを自動的に調整するという独特な設計が特徴的な万年筆になります。
このように、斬新なスタイルで世界に大きな影響を与えてきたのが、アウロラ万年筆になります。
今回ご紹介する「オプティマ」は、1930年代に発売したベストセラーモデルの復刻版であり、
素材に自社製のアウロロイド樹脂を用いた4モデルと、
ブラックレジンを用いた2モデルがラインアップしております。
手作業で丁寧に磨き上げられたボディは艶やかで、深みのある光沢感を放っています。
※アウロロイド樹脂とは、アウロラでセルロイドに代わる新素材として開発された樹脂のことです。
セルロイドに似た風合いをもち、可燃性や臭気などの短所を取り除いているのもアウロロイド樹脂の特徴になります。
表面を磨き上げることで、深みのある輝きが生まれます。
同じ商品でも1点1点、色味や柄が異なるのも「オプティマ」の魅力の一つです。
【アウロロイド樹脂を用いたモデル】
【ブラックレジンを用いたモデル】
当店では、アウロラ万年筆「オプティマ」の商品をお取扱いしております。
また、今では入手の難しい限定のお品物もヴィンテージ品としてございますので、
是非一度、御来店ください。
皆様の御来店を販売員一同、心よりお待ち申し上げております。