先日キングダムノートでも発売開始しました、
ペリカンの特別生産品「スモーキークオーツ」。
その魅力をお伝えしようと思います!
ペリカン クラシック M200 スモーキークオーツ
先行発売されたエーデルシュタインインクから数ヶ月、待ちに待った万年筆の登場です。
私、実際手に取るまで
「アンバーやコニャックをちょっと暗くしただけの万年筆だろうなあ」
と思っていたのですが、
宣材写真だけだと気づかなかったディティールが色々見えてきました。
まず驚いたのが、スモーキーというだけあって
軸の透過率が通常のスケルトン軸よりも若干低めになっています。
シルクのベールを一枚纏ったような、絶妙で妖艶な透け感。
プラチナのニースのような曇りガラス調の表面加工とも違い、
素材そのものに霞がかかったような感じです。
これは見た目の美しさはもちろんですが、実用上でもメリットが。
スケルトン軸の場合、常に綺麗な状態に保っていないと
汚れや指紋、スレなどが目立ってしまうという欠点があります。
しかしこのスモーキークオーツならある程度ラフに使っても、
汚れや傷を「煙で覆って」目立たなくしてくれます。
ステンレスペン先の実用ラインですから、こういった特徴は嬉しいですね。
そして軸の色は単調ではなく、
首軸に向かうにつれてだんだんと明るくなるようにグラデーションがかかっています。
材の厚みを変えているのか、それとも樹脂の色を変えて作っているのか。
なんとも引き込まれる色気のある軸です。
ああ、インクを入れたらまた新たな表情を見せてくれるのだろうか。。。
以前ルネッサンスブラウンをご紹介した際は
意外と夏っぽさもあるブラウン軸、と書きましたが
今回のスモーキークオーツは
間違いなくこれからの季節にぴったりな茶軸万年筆です。
だんだんと涼しさから寒さへと移ろいゆく季節を、
このスモーキークオーツと共に過ごしてみませんか??
>>ペリカン クラシック M200 スモーキークオーツはこちらから
ではでは、今回はこのへんで。
皆様の素敵なペンライフの一助となりますように。